現場見学会(山口大学工学部)を行いました

地元で建築を学ぶ大学生が新本庁舎の現場見学に来てくれました。
将来建築を志望する若者たちが現場に来てくれるととてもウキウキするんです。
ようこそおいでくださいました。
ありがとうございます(人''▽`)

見学の前にまずは座学で石本建築事務所、清水建設JV、市の建築担当職員から、そのあとの見学が有意義なものになるよう、まずはこの建物の概要をしっかりご説明させていただきました。

設計・監理を行っている石本建築事務所からは、新本庁舎のイメージ動画をお見せしながら建物の設計思想や意匠(デザイン)のポイント、免震構造の特徴などについてお話をしました。設計事務所として、初期の構想段階から何度もパースや模型などを使いながら意匠(デザイン)を固めていく過程の話など長い期間を経て建物の設計が出来上がることなどご紹介しました。

清水建設JVからは、全体工程、これまでの工事の進捗状況の写真紹介、最新技術であるBIM(※1)の紹介、現場全体の工程管理や事故が起きないよう安全対策に配慮して進めるなど工事における注意点などをお話いたしました。

(※1)BIM コンピュータ上に3次元モデルを作成し、設計から施工、維持管理に至るまで建築全体で活用する最新の技術のことです。

市からは、新本庁舎建設工事特設サイトで工事の進捗状況の紹介として毎月ドローン動画を掲載させていただいていることや、市職員の建築技師のお仕事内容の紹介をさせていただき、公共建築の新築、修繕(営繕)、法の審査、指導や都市計画を行う業務など、「まちづくり」を担う仕事であることをお話しました。

その後ヘルメットを被って工事の現場の見学を行いました。
現場に入って基礎、鉄骨が組みあがった様子をとても楽しくご紹介できたと思います。
建築の学生さんですので将来の自分の仕事に対しての夢が描けたり、成長のビジョンを具現化するお手伝いが少しでもできたらありがたいです。

ご見学いただきありがとうございました。