杭(くい)工事が始まります

山留め工事も終盤を迎えこれから杭(くい)工事が始まります。

杭工事とは、建物を地中深くにある盤石な地層(支持層)で支える為、工場で作った“杭(くい)”を埋め込む工事です。

写真の様に、杭打機(写真左)と杭打機の補助をするクローラークレーン(写真右)を使って、キャタピラで現場内を移動しながら作業を進めます。

ところで、みなさんこんなに大きな建設機械をどうやって現場に運んでくるかご存じですか。

現場に来る際は、運搬できるサイズに分解した機械をトレーラーなどに乗せて現場に運んできます。

そのあと現場で職人さんによる組み立て作業が行われてこんなに大きな姿になるんです。

今回の工事で打ち込む杭(くい)は、

直径0.8m~1.2m、長さ9m~12m、杭の本数は102本にもなります! 

そんな巨大な杭を打っていく重機もそのぶん巨大です。

普段あまり見ない様なスケール感に思わず圧倒されますね。

これから先、新しい新本庁舎を何十年にも渡って支え続ける大事な大事な工事になりますので、1本1本丁寧に打ち込む位置や深さを確認しながら工事を進めていきます。

杭工事は7月まで予定されています。