8月のドローン撮影の動画です
杭工事が終了し、現在は「基礎工事」と呼ばれる工程に取り掛かっています。
【高画質】↓
8月のドローン撮影の映像です。
これまでの工事風景とガラリと印象が変わりましたね。
職人の皆様が数多くの鉄筋を綿密に設置している様子が分かります。
では、どのようにして杭工事から現在の鉄筋を使った工事まで進んできたのでしょうか。
大まかな流れを写真と一緒にご紹介しましょう。
まず施工済みの杭の先端に、基礎(地面と建物のつなぎ部分)と一体化させるための「杭頭補強筋」と呼ばれる鉄筋を溶接します。
基礎と杭を一体化させて、建物の荷重を支持地盤にしっかり伝えるため重要な工程です。
その後、地盤面を平らにするため、「捨てコンクリート」と呼ばれるコンクリートを打設します。
捨てコンクリートは、地盤のでこぼこを均一にし、高さを揃える目的があります。
地盤にでこぼこがあるまま建築物の基礎を造ると、鉄筋の高さやコンクリートの厚さが不均一となってしまいます。
そうすると必要とされる建築物の強度が確保できなくなるおそれがででしまうのです。
「捨て」とは表現されますが、ここも重要な工程ですね。
捨てコンクリートの施工後、基礎の位置出し(柱の中心線や壁の仕上げ面の位置など、基準となる線を書き出す作業)を行い、それに基づき現在のように鉄筋を組み立てています。建物が完成すると見えませんが、このようにたくさんの鉄筋が使われているんですね。
ブログでご紹介した大きな200tクローラークレーンも鉄筋を運ぶのに活躍していますよ。
次回の撮影時にはどのような工事風景になっているでしょうか。
9月のドローン映像もお楽しみに!