現場見学会(山口大学工学部)を行いました

山口大学で建築を学ぶ3回生約60名が新本庁舎の現場見学に来てくれました。
山口大学は昨年に引き続き2回目の見学です。

見学の前に建物の計画概要を説明しました。
建築を勉強されている学生なので、市から建物の概要、本庁舎整備を契機としたまちづくりの考え方を説明しました。
また、免震構造の種類(柱頭免震・基礎免震)の説明、免震装置の動画を視聴し、本市本庁舎では柱頭免震を採用し、B1Fと1Fの間に免震装置を入れることで、人が多く活用する執務フロアの安全性を確保していることを説明しました。


また、清水建設JVから工事スケジュールをもとに現在の工程がどこまで進んでいるのか、それと合わせてSTEP図などを見ながら現場の仕事を具体的に説明をしました。
合わせて、就職を見据えた学生ということで、本現場で清水建設がどのような仕事をしているのかも説明しました。


座学終了後、現場見学を行いました。
B1Fでは、地下の駐車場と1Fの間の免震装置を見ていただき、B1Fと1Fの構造の切り離しの状況、エレベーターシャフトの工夫など技術的な面を説明しました。
また、設備面での工夫として放射熱空調の仕組みや天井放射パネルの施工状況を見ていだき、LEDライン照明の自動調光設備による省エネ化の工夫も説明いたしました。
議会フロアや庁舎サインなどで滑松、徳地和紙、大内塗などを各所に使い、やまぐちらしさを庁舎の各所に表現していることを紹介しました。

最後に振り返りで質疑を行いました。

ご見学いただきありがとうございました。