さよなら旧市庁舎プロジェクト最終日に閉庁式を行いました
5月7日に新本庁舎棟で業務を開始しましたが、移転後に「さよなら旧市庁舎プロジェクト実行委員会」の皆様を中心に現代アートの展覧会、アーカイブ展示、ワークショップ、映画やコンサートなど様々なイベントを山口市役所旧本庁舎において5月23日(金)から6月1日(日)までの10日間実施いただきました。
旧市庁舎は、昭和36年(1961年)から昭和39年(1964年)にかけて山口大学教育学部の学舎として建設され、その後市役所として約50年利用されました。ここを学び舎として通われた方、ここで働いた方、結婚など人生の節目の手続きをされた方、多くの方の思い出がたくさん詰まったこの建物のお別れのイベントに多くの方にお越しいただき花を添えていただきました。
このイベントは、過去をふり返り、現在に記憶をとどめ、未来につなぐ「ハシヲワタス」をテーマとして開催されましたが、若い人にとっては、はじめて見聞きするような内容も展示してあり、色々な世代の方にご覧いただき、まさに未来につなげるイベントとなりました。また、展示の内容も現代アート、音楽、生け花、動画や写真、絵画など様々で、探検をするような気持ちで建物内を見て回ることができました。
実行委員会の皆様、参加された皆様方、本当ににありがとうございました。



イベントの終了にあわせ、最終日の6月1日(日)に実施した閉庁式では、多くの市民の皆様が見守る中、市長・議長が挨拶し、この建物を含め亀山周辺の歴史や思い出について振り返り、感謝の気持ちをお伝えしました。
また、来賓の山口大学の谷澤学長は、亀山周辺が経済学部だけではなく山口大学の様々な学部の建物があったこと、この学舎(庁舎)で学んだ教育学部の多くの学生たちが教員となり、後世の指導にあたったことなどを御紹介いただきました。
最後に閉庁に際し、ロープパーテーションを市長・議長が閉めてこの建物の歴史に幕をとじました。(ページの最後に動画で御紹介しています。)






旧庁舎の解体は、6月4日(水)から開始し、3月まで行われます。
工事期間中には、工事車両の通行や解体工事に伴う騒音・振動等で大変ご迷惑をおかけいたしますが御理解・御協力いただきますようお願いいたします。